サブカルインタビュー【日本・Seinaさん編】

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。さて、今回インタビューさせてもらったのは日本人学生のSeinaさん。彼女が好きなサブカルは、マンガ!物凄くコアな問題が出題されるというNARUTO検定なるものに合格した実力を兼ね備える彼女。色々と深い話が聞けそうです。そして、彼女の弟のKaito君もところどころ参加してくれました!彼はアニメが好きだそうで…。早速、インタビュースタートです!

 

小4のときに初めてNARUTOを見て大好きになった…

―あけましておめでとう!今日はインタビューよろしくね。

Seina: よろしくね。このインタビューのために大量のマンガを持ち出してきたよ!後で写真を送るね!

―やる気がすごい!ありがとう!!

Seina: あとね、弟もアニメが好きだから一緒にインタビュー受けるよ!

―え!姉弟揃ってアニメとマンガが好きなのね。Kaito君もよろしくお願いします。

Kaito: よろしくお願いします。

―では、早速話をきかせてください。特に好きなマンガは何?

Seina: 銀魂、NARUTO、ワンピース!とりあえずこの3つで。

Kaito: 銀魂のアニメが好きです。

―Seinaはどうしてアニメじゃなくてマンガが好きなの?

Seina: やはり原作はマンガで、だからこそ自然な流れの中で生きる表現がある。例えば、「新撰組」って書いて「さむらい」って読んだり、「ゴムゴムの銃」って書いて「ゴムゴムのピストル」って読んだり…。台詞の中に、漢字で書いてあるけど違う読み方をするものがあって、そういうところがマンガならではの良さだと思う。

―なるほど!他には?

Seina: あとは、コマ割りがすごい。感動シーンのコマは他より大きかったりするみたいに、コマの大きさを調節することで他の場面との差別化が図られて上手く工夫されている。これもマンガならではの良いところ。

―弟のKaito君は、どうしてアニメの方が好きなの?

Kaito: アニメだとマンガじゃ分からない場面場面にあった音楽が流れて、臨場感があるからです。あとは、アニメならではの配色も魅力ですね!

Seina: あー、確かにマンガだと基本は白黒だからね。

Kaito: もうひとつ大きな理由は、声優さんの演技力ですね。

―ほう。マンガとアニメそれぞれの魅力があるんだね!面白い。ところで、どうしてマンガが好きになったの?

Seina: 小4の夏のことなんだけど…。毎年、新聞社がアニメの映画に招待してくれて、例年はドラえもんとかアンパンマンなんだけど、その年はたまたまNARUTOだったの!せっかく招待してもらったから行ってみようと思って見たら、ハマッてしまった!その映画を見て、原作に触れてみたいと思ってマンガが好きになったの。

―たまたま見たNARUTOから、こんなにもマンガにゾッコンするようになったんだね!

Seina: そうなの!

―どうしてずっとマンガが好きなの?

Seina: 次々と新たな面白い作品が登場するからかな。

―おすすめの最新作を教えて。

Seina: 最近のおすすめはモブサイコ100!ワンパンマンっていうマンガと同じ作者なんだ。

―モブサイコ100について教えて!

Seina: 主人公は中2の男の子で、いわゆるモブキャラ(脇役のようなキャラクター)で自分に自信がないけど憧れの子にモテることばかり考えているような子。でも実はすごい超能力を持っていて…。昔、うさんくさい霊能力者の人がやってる探偵事務所で相談にのってもらっていたら、丸め込まれてその人を師匠と慕うように。その師匠のもとにやってくる化け物退治をしながら師匠との絆を深め、主人公が成長していくストーリー。

 

常に雑誌で最新話を追っている…

―どれくらいマンガを読んでいるの?

Seina: ワンピース、銀魂、ハイキュー、僕のヒーローアカデミアなど約20作品が連載されている週刊少年ジャンプは毎週必ず読んでるよ。あとは、月刊の別冊少年マガジン!これは約30作品が連載されているけど、そのうち進撃の巨人とか5作品くらい読んでるかな。あ

と~、週刊少年サンデーでコナンとマギを時々読む!

―すごい!めっちゃ読んでるね!

Seina: うん、あとね!毎週金曜日にマンガアプリで更新されるモブサイコ100を読んでるよ。少女マンガも好きだから、別冊マーガレットで君に届けを月1ペースで読んでるかな。

―本当にすごい読んでるんだね!驚

Seina: そうなんだよ~。常に雑誌で最新話を追っているって感じ!

―そんなにたくさん読んでいるということだけど、マンガに元気づけられたことってある?

Seina: 何度もあるよ。

―エピソードを教えて!

Seina: ワンピースにハマったのが高校受験の直前で、ワンピースにでてくるコビーっていうキャラクターが立派な海兵になるために勉強を頑張っていた。それを見て、自分も頑張らないとなーって思ったんだ!あとは、ルフィの冒険シーンを見て、塾行きたくないけど、ワンピースを読んだら元気になるから嫌なことも頑張ろうって思えたんだ!

―なるほど。マンガのおかげで頑張ることができたんだね。

Seina: そうなの!

―他の人たちにマンガのどんなところを知ってもらいたい?

Seina: マンガから、生きる上で大切なことを学べることかな!

―例えば?

Seina: ワンピースのアラバスタ編から、仲間を思う大切さを学んだ!アラバスタの王女が自分の命を懸けて悪いやつを倒すと決めたときに、ルフィ達が「おれ達の命くらい一緒に賭けてみろ!!!仲間だろうが!!!」って言うんだけど、その熱い友情が素晴らしいと思った。

―なるほど。

Seina: あとはNARUTOが忍道を追求する姿勢から、絶対にあきらめないことの大切さを学んだよ!

―マンガは深いんだね。もし、世界からマンガが消えたらどうする?

Seina: うーん。最初は途方に暮れると思うけど、途方に暮れてても仕方ないから、絵が上手い人とか、物語を書くのが上手い人とかを探し出してマンガを復旧させる!

―す、すごい!情熱が…。まだマンガを読んだことがない人におすすめしたいマンガは?

Seina: NARUTOかなあ。やっぱり、ストーリーがわかりやすくて、仲間の大切さだったり諦めないことの大切さだったり、誰にでも分かるテーマだから。NARUTOはもともと誤解されて里の皆から嫌われていて独りぼっちだったんだ。でも、里の皆に自分のことを認めてもらうために頑張るの!主人公が最初から強すぎたら読者が置いてけぼりになっちゃうけど、NARUTOには共感できる。

―なるほど。

Seina: あと、NARUTOは構図が分かりやすくてごちゃごちゃしていないし、文字数もそ

んなに多くないから読みやすいよ!

 

マンガは大切なことを教えてくれる…

―最後にマンガ愛を語っちゃってください!

Seina: 小さいころはマンガを読んだら頭が悪くなると思い込んでいて、あまり読んだことがなかったんだけど、実際マンガは、いろんなメッセージを分かりやすく伝えてくれるし、活字の本に比べてすぐにページが進む。マンガの中には魅力的なキャラクターがいっぱいいて、いろんな世界に連れていってくれる。読んでいるときは嫌なことを忘れられるし、元気をもらえる。良いことしかないです!!是非読んでください!

―熱いインタビュー、ありがとうございました!

 

熱心にマンガの魅力を語ってくれたSeinaさんとKaito君。マンガには素敵なメッセージがたくさん込められているんですね。日本の文化や物の考え方がよく反映されているのかなーなんて私も色々と考えさせられました。みなさんはいかがですか?それでは、また次回。



※Seinaさん自前のマンガの数々

セカサブ~世界からサブカルを見つめてみた~

イギリス・ロンドンを拠点として、世界中の視点から日本のサブカルの面白さを再発掘! アジア・ヨーロッパ・アフリカ・中東・アメリカのサブカルファンOTAKUは何を思い、何をサブカルからから受け取るのか!?

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